
【他社比較】モバイルアプリ起動時間の高速化|Mapbox Maps SDK for iOS/Android
モバイルアプリの4分の1は、ダウンロードされた後に一度しか起動されません。エンドユーザーに良い第一印象を与えることは、継続利用に不可欠です。アプリのパフォーマンスはユーザーエクスペリエンスの基礎であり、起動時間はパフォーマンスの最も重要な要素の1つです。
Mapbox Maps SDKは、業界をリードする起動時パフォーマンスを実現しています。
Mapbox Maps SDK v10をGoogle Maps SDKやiOSのMapKitと比較してみると、Mapboxの方が速いことがわかります(上図参照)。
それを証明するために、3つのプラットフォーム用に最小限のアプリを作りました。これらのアプリは、各ベンダーのデフォルトスタイルでマップを起動し、ロードにかかった時間を記録するだけです。それぞれのアプリを100回起動しました。
このスピードの大きな優位性は、Mapboxプラットフォームのカスタマイズオプションを利用した場合でも変わりません。カスタムスタイル、CJKグリフ*、追加レイヤーはパフォーマンスに影響を与えますが、実際のお客様に使っていただいているスタイルでは、これらの機能はGoogle Maps SDKと比較して、Mapboxのパフォーマンスの優位性の9~13%しか消費しません。
*CJKグリフ:漢字やハングルなど、中国語・日本語・韓国語の文字コードのこと。
Mapbox SDK v10では、スピードだけではなく細かい設定も開発者に提供します。
v10では、マップのreadinessとcompletionに関するイベントのほか、スタイルの個々のコンポーネントや関連リソースが解析または取得されたときのシグナルを、タイル単位の粒度で公開しています。
v10のモジュール化された性質と相まって、このレベルの洞察は、開発者に比類のないレベルの計測と制御をもたらすことが可能です。
一方、Google Maps SDKはreadyとdoneに関するイベントしか公開していません。readyは、地図オブジェクトの初期化が完了したとき、doneは、データが取得され、地図が完全に描画され、ユーザーが地図を閲覧したり操作したりできるようになったときに表示されます。
AppleのMapKitも同様に、データの取得と地図の描画の完了に対応するイベントを提供しています。
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早速使ってみましょう!
v10はいつでも本番利用が可能です。必要なのはMapboxのアカウントと、UXを高速にしたいという想いだけです!参考資料(iOS, Android)を元に、今すぐ使ってみましょう!
*本記事は、Mapbox Inc. Blogの翻訳記事です。
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