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最適なソリューションを提供する秘訣 - 顧客理解とプロダクト理解のあいだで | Mapbox Spotlight Interview #1

2020年3月に合弁会社として設立されたMapbox Japan。まだまだできたばかりのスタートアップですが、その分プロダクトへの熱量が高く、魅力的なメンバーが揃っています。
地図の可能性を追求し、地図を使った新しいユーザー体験を実装しようと、日々奮闘するメンバーたちの想いや仕事を覗いてみませんか?Mapbox Japanで働くメンバーに迫る本シリーズ「Mapbox Spotlight Interview」。第1回は、シニア・ソリューション・アーキテクトの市村友寛が登場。

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【プロフィール】
市村 友寛 / Tomohiro Ichimura

サン・マイクロシステムズにてキャリアをスタート。ノキアソリューションズ&ネットワークス(旧ノキア・シーメンス・ネットワーク)、VMwareを経て、Pivotalジャパン入社。その後、Mapbox Japan設立前の2019年11月にMapboxに入社。シニア・ソリューション・アーキテクトとして主にMapboxの技術・導入支援を担当。

クラウド領域でGAFAと対抗するために

Mapboxには2019年11月にジョインしました。その前まではPivotalという会社にいて、アプリケーションプラットフォームと呼ばれる領域でエンタープライズ向けのビジネスを立ち上げ、さらにアジャイル開発・リーンスタートアップといった新しい開発手法をお客さんに浸透させるための支援、あとはインメモリデータベースのようなミドルウェア製品の導入支援をやっていました。

Yahoo!Japanさんのような比較的大きいお客さん向けに、製品をただ売るのではなく組織内に新しい発想や文化を一緒に作っていく、そして最終的にはお客さん自身が扱えるようにしていく、というような支援です。

Pivotalには、スピンオフしたVMwareからの時代も含め8年くらいいて、貴重な経験をさせてもらったので、次のステップを考えてました。

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▲ Pivotalのメンバーとの素晴らしい思い出の一部(Mexico, 2019)。中央が市村。

Pivotalという会社は基本的にクラウドにフォーカスしていたので、同じようなクラウド系のベンダーに転職することで、クラウド関連の活動を広げるというのが自然な流れかなと思いました。

ちょうどその時Mapboxの採用の話があり、当時はクラウド系ベンダーの中でもGAFAのような圧倒的なベンダーがいるセグメントで戦おうとしている、ちょっと変わった会社だなという印象でした(笑)。さらに調べてみると、地図のベンダーというよりかは広くアプリケーションを作るための要素技術がすごく揃っているなと。

自分でもMapboxのプロダクトを触ってみる中で、私のような地図を専門に扱ってこなかった人間でも、Mapboxを使って何をしたいか、何ができるのかというイメージを膨らませる感じがあり、すごく面白いなと感じました。

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Mapbox内部の人と話していく中で、もちろんGISとか地図業界に詳しい人もいたんですけど、どちらかというとこれから地図を活用したい人向けに、例えば既存のアプリケーションにどうやって地図機能を実装するのかというような、アプリケーション周りの知識を活かせる環境なのかなと感じました。

またMapboxのAPIとかSDKも非常にこなれている感じがあって、Webマップという比較的新しい領域で本気で違いを出せる会社なのかなと。

そうした、何か新しいことをやってみるとか、圧倒的に強い相手がいる中でプレゼンス出していくということが魅力的に映りました。Webマップのマーケットを大きくしていくという意味でも、既定路線に対して新しいアプローチをしているMapboxという会社で、何か新しい仕組みとか動きを起こせる可能性があるのかなと思いました。

プロダクトへの信頼があったからこそ

入社してからは、イネーブルメントとして国内でMapboxの代理店をやっているパートナーさん向けのセミナーとかトレーニングをやりつつ、Mapboxに移行してくるお客さんに対してのケアとして、PayPayさんやソフトバンクさんなどの移行プロジェクトの技術支援を実質一人でやるような感じで、裁量を持ちながらも、お客さんの様子を伺いながらやっていくという感じでした。

主な業務内容としては、Q&Aするだけでなく、お客さんのオンボードを支援するための技術的な確認や、具体的な実装方法の提示などです。YOLP(*)からの移行が一つの大きな流れで、2020年10月にYOLPの一部サービスが終了するという中で、半年くらいの期間でできることをやっていくという感じでした。ちょうどコロナ禍の時期と重なっていたこともあり、基本的にはリモートでできる範囲で努めました。

*Yahoo! Open Local Platformの略。Yahoo! JAPANがデベロッパー向けに提供する地図・地域情報のAPI・SDK。

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流れとしては、できることから始めていってそこに肉付けをしていくという感じです。最初はベースマップの移行から始まり、それができたらPOI(施設情報)を乗っけていくとか、YOLPでできていた機能をキャッチアップしたりとか。

PayPayさんは特に、できたものからリリースするという文化でしたので、常にテストしながらリリースに向かっていくという感じでした。エンジニアの方々がスキルも高く、多国籍なチームながらも、コミュニケーションが思いのほかスムーズだったので、短期間でしたが高評価をいただけて自信につながりましたね。私自身も日が浅いなかで不安もありましたが、Mapboxのプロダクトを信じてよかったというか、信頼感が増したのと同時に、良いプロダクトだなという実感も得られたので、プロダクトへの興味がより一層湧いてきました。


クライアント企業とプロダクトのあいだで

入社してすぐはMapboxのAPI/SDKが数多くある中で、お客さんにどれをおすすめするのが良いのか、自信がない部分はプロダクトチームに聞きながら、自分自身もプロダクトへの理解を深めていきました。移行プロジェクトをやるうちにプロダクトの温度感というか、得意な部分と課題になりうる部分が見えてきたので、お客さんの優先度に合わせておすすめするということができるようになってきました。最終的には自分の裁量でPayPayのような大きいアプリの移行に携われたというのは自信にもなりました。

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そういった中で難しい部分としては、どうやってお客さんの利益とMapboxの会社としての利益の双方を最大化するのかという点ですね。

まずはお客さんにとっての利益を最大化していかないと将来的なMapboxの利益にならないだろうというのもあるので、なるべくお客さんに近いところで、叶えたい目標にどうやって寄り添えるか、どうやってベストなソリューションを提供できるかというところを意識しています。それこそ、多少機能が被る他の地図サービスと組み合わせたりだとか、サードパーティみたいな形でパートナーシップを組んでデータ×地図みたいな組み合わせで提供するとか。

その中で、いかにMapboxならではの価値を訴求をしていくのかというところがチャレンジングな部分ですね。一方でそれを考える過程というのはやはり面白いし、それがうまくいくところにはやりがいを感じますね。

もちろん、お客さんによって要求するものや要求レベルも異なるので、そこは難しいし、うまくいかない時もあります。特に地図の知識をどこまでカバーするのか、コアに使っている人たちに対してどう訴求するのか、こういったことはこれからの課題です。


Customer Success First - 私たちのゴールはお客様の成功

− Mapbox Japanでは、社内の行動指針として「Mapbox Japan Value」を掲げています。どのValueを一番大切にしているのか、市村に尋ねてみました。

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▲ Mapbox Japanで掲げられている5つのValue。

#3のCustomer Success Firstですかね。まずはMapboxという会社がどうお客さんに見られているのか、あるいはお客さんはどんな要件を持っているのか、それらをきちんと理解してどういうオファーをしていくのか、これらができて初めて、次のステップに進めると思います。あくまで私たちはモノを売ってビジネスをしているので、プロダクトを使う対象がわからない中で売るのは難しいです。

またそういったことを言われてやるというよりかは、自分で見つけてやっていくことが必要です。元々、米国Mapboxの方でも"Highly aligned, loosely coupled"(*)ということで、チームのゴールを達成する前提で、自己責任の範囲内で結果を最大化していくという部分は大きく、自らモチベーションを高めてやっていくことが必要ですね。

*米国Mapboxのホームページより

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大船に乗ったつもりでやんちゃできる環境

Mapbox Japanという会社はいい意味で型がないというか、これから新しい会社を作っていくというフェーズに携われるという意味で、いいポジションにいるかなと思いますね。

スポンサーとしてソフトバンクもいる中で、大船に乗ったつもりである程度のやんちゃができる環境です。成熟し切った会社に入るのではなく、これから一緒に会社を大きくしていく、やれることが増えていく、お客さんが増えていく、一番いいタイミングです。

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最後に市村から一言!

我々ソリューション・アーキテクチャチームは、お客さんが地図アプリケーションを開発する上で、超えるべき課題を一緒に解決するチームです。Mapboxの製品やサービスを最大限活用しつつ、パートナーさんとの協業や、様々な業種との連携を通じて、最適なソリューションを提供しております。

より良い地図を作る喜びと、より良いアプリケーションを作る感動を味わいたい方、是非応募してみてください!

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